分かる人には分かったようですが、Nikon D800を購入しました。
Nikon D300を使いだしてもうすぐ丸5年。Nikon D800は次の5年使う予定のカメラです。
発売からずっと品薄が続いてますが、6月上旬に注文して7月上旬に入手。ちょうど3週間で入手できました。
注文したときは一月以上という話でしたが、だいぶ需要と供給のバランスが落ち着いてきたようですね。
続きは上の写真をクリックか下のContinue readingからどうぞ。
先日の記事のテストショットとグッスマ ミルヒから運用を始めました。
写真の感触はなかなか上々。
さて、D300との違いなどを中心にD800について。
背面はD300と主要な部分はほぼ同じ。特に違和感なく操作できます。
ただ左側の画像拡大・縮小ボタンが入れ替わっていて、無意識に操作すると操作が逆になるので困ります。何で逆にしたんだろう・・・
ライブビューボタンが非常に快適です。
レリーズモードダイヤルから解放されたことで、ミラーアップとの併用ができるように。
露出ディレイをメニューから設定しなくても良くなったので、なにげに便利に。
液晶がかなり発色が良くなりました。
自分の中での背面液晶で見た感覚とPCで見た感覚の相違が小さくなりました。
撮影モードボタンが動画ボタンに追いやられたのが少々残念。
左側のボタンは一個増えて4個になりました。
ニコンのハイエンド機は、モードダイヤルを廃して、ファンクションボタンを配置しているのがいいところ。
金色のFXエンブレムが誇らしげ。
それはさておき、フォーカスモードレバーがD300から変わったポイント。
M/S/Cの切り替えだったのが、M/AF+ファンクションボタンに変わりました。
不用意にAF-S/AF-Cが切り替わらなくなってよくなりましたが、
個人的にはAF-S/AF-C切り替えは結構行うのでD300方式の方がいいかな。たぶんすぐ慣れるでしょうけど。
内蔵フラッシュは私的には必須。
内蔵フラッシュはかなり便利で、外付けスピードライトのリモートコマンダーに使ったり、
キャッチライトを入れるのに使ったりと、いつも重宝しています。
このニコンはクラスにも内蔵フラッシュを搭載してくれるのはありがたいことです。
カードスロットはCFとSDのダブルスロットに。
どう運用しようか悩み中。容量重視でとりあえず順次記録に。
重要な撮影の場合は同時記録にするなど臨機応変に対応するのがよさそう。
同梱のストラップはちょっとあれな感じなので、D800も別で調達。
D300と同じくNikon x PORTERコラボのストラップにしました。PORTER好きなのでこのコラボ商品はお気に入り。
Nikon x PORTERコラボのストラップもずいぶん種類が増えましたね。
今回はたすき掛けができる少し長いタイプのダイアゴナルストラップ。
ちょっと堅めで細身なので使い勝手はどうだろう。ちょっと様子見です。
2週間ほど使って、そのほかに思ったこと。
- 3600万画素はファイルのハンドリングが大変。C2D/4G/XPのPCから悲鳴が・・・そろそろ中身入れ替えが必要。
- CaptureNX2で現像して16bitTIFF出力したら約300MBとか。笑えない。
- 高感度耐性はD300とは雲泥の差。D700よりもいいんじゃないかな。
- ISO1600まではノイズを気にせず安心して使える。それ以上はケースバイケース。もう少し特性を理解しないと。
- ブレやレンズの解像なんて気にせず気軽に撮ればいいと思うのだが。みんな3600万画素に踊らされてない？大丈夫？
- D700と持ち比べると明らかに軽くなってますな。
- AF-C+3Dトラッキングでの動体へのフォーカスの食いつきがすごすぎ。同じ51点AFでもD300と比べものにならないぐらい。新しいAF/AEセンサーはすごいね。
- 今のところMADE IN JAPAN。カメラ屋の店長曰く9月にタイに生産が移管されるとか？
- 質感やシャッター音が全体的にD300/D700より軽めの音でチープな感じに。安くなった分、コストダウンのしわ寄せか？まぁフルサイズなりの音ですけどね。
- 半導体（センサーや画像処理エンジン）の5年の進化はすごいね。やっぱりデジタル機器は最新がよいですな。
- デザインはD300/D700の方がいいと思っていたけど、見なれるとこれはこれで。
- D300、D800、Nikon 1と同じ色調に仕上げられるピクチャーコントロールはやっぱりイイですな。オリジナル設定が簡単に反映できて楽々。
- 予想はしていたけどフルサイズはやっぱり周辺減光が気になる。
- DXクロップしても1600万画素。ライブビューならフルに表示されるし被写界深度重視のフィギュア撮影ではD300よりも多く十分使えそう。
- 大きな視野率100%の光学ファインダーとレフレックスミラーは3ペダルMTと同じ感覚。感性に訴えかける気持ちよさ。
- アクティブDライティングの切り替えがファンクションボタンに割り当てられるのがGOOD。
- FX用の標準ズームをどうするか悩みどころ。
- FXを生かすも殺すも腕次第・・・がんばります。
フルサイズはメリットもデメリットも大きいので、万人には勧めれないけど
フルサイズを考えている人にはD800は良いカメラです。操作性も良くなってますし。
普通に使うのもアリだけど、どっちかっていうと作品を撮るカメラかな。まぁ気軽に使いますけどね。
ちなみに購入したのはNikon 1を購入したカメラ屋さん。ひょうんな事から急に顔なじみになりました。
ニコンに強くカメラに関してこういうお店ができたのは嬉しかったり。
今度、暇なときにいろいろとFX用のレンズを試写させて貰う予定。楽しみです。
最近、写真に対して停滞気味だったので、ちょっとカンフル剤の意味もあったりします。
原点に戻る意味でも、しばらく単焦点で楽しみます。
- Newer: グッドスマイルカンパニー ミルヒオーレ・F・ビスコッティの壁紙を作ってみました
- Older: 世界最高の夕日を求めて
dwarf[at]whitemania.jp
