マツダから発売されているロードスターの1/1スケール塗装済み完成品のレビューです。
車検の代車としてお借りしました。
代車として試乗車を貸してくれるので、アテンザやビアンテなどもあったのですが
NCロードスターがあるということで迷わず選びました。
自分の覚え書きのようなモノなので、フィギュア写真も出てこないですし興味がなければスルーしてください(^^;
ここにアップするような内容でもないんですが、更新しているブログはここだけなのでここへアップ。
まぁフィギュアも良いけどスポーツカーもねということでw
NBロードスター(二代目)乗り出して早5年。そこから見た視点なので、普通の目線とは違うと思います。
MAZDA ROADSTER
メーカー :: マツダ
発売日 :: 2008年12月 (マイナーチェンジ)
価格 :: 2,330,000円~
スケール :: 1/1スケール
仕様 :: 塗装済み完成品
グレード :: ソフトトップRS + Rパッケージ (FR/6MT)
続きは上の写真をクリックか下のContinue readingからどうぞ。
お借りしたのは去年末にマイナーチェンジされた三代目ロードスター(通称NC2)のソフトトップモデル。
グレードは6MTのRSにRパッケージというオプションが装着された車両です。
ボディーカラーはとっても鮮やかなサンフラワーイエロー。とっても目立ちます。さらにオープンで走るとヒーローです。
普通の黄色よりもやや濃く、やまぶき色のような深みのある黄色で色の名前通り青い空に映える色ですね。
走行は6,000km弱とまだまだ新車、においも新車の匂いがプンプンしてました。
車検のため土曜日の昼にクルマを預けて、日曜日の夕方に終わったので、二日間、一般道メインで300km弱ほど走りました。(ちょっと走りすぎ)
スポーツ走行はしないので、そのへんはよく分かりません。街乗りでのインプレッションです。
用語解説
NA : 初代ロードスター
NB : 二代目ロードスター
NC : 現行ロードスター(NC1がマイナー前、NC2がマイナー後)
個人的にはこのエクステリアデザインは好きではないです。NCは丸っこいマイナーチェンジ前の方が好みです。
ラディカルなリトラクタブルハードトップも実用上はイイですが、トラディショナルなソフトトップの方がやっぱり格好いいなぁ。
この所ずっとハードトップ装備中なので、久々にオープンを堪能しました。
あ、もうこの季節は昼間にオープンで走行すると熱中症で死にますので注意してくださいね。夕方から夜がお勧め。
昼間に開けて快適なのは4月入るまででしょうか。
ホイールはBBSの鍛造17インチ。これはRパッケージに含まれるようですね。
純正BBSにしては洗車しやすそうなデザイン。
タイヤはブリジストンのRE050。街乗りでは必要十分です。
シートはレカロですよ。これもRパッケージに含まれる模様。
純正レカロとはいえ腐ってもレカロ。めちゃイイです。レカロシート欲しくなりました。
サイドサポートの張り出しはそんなに大きくなく、乗り降りも普通に出来るんですが
体のサポートはしっかりしてます。特に脇腹から肩にかけてが秀逸。
これに座ってからNBの純正シートに座るとショボくて悲しくなります。
エンジンはさすがに設計の新しいMZR 2.0Lエンジン。
スムーズさなど設計が古いB型エンジンとは別物ですね。パワー、トルクも必要十分です。
軽量化のためにプラスチックパーツが多用されているので、エンジンルームの見た目は残念ながらイマイチです。
ドライブバイワイヤーのスロットルもNC1からかなり良くなりましたね。普通にシフトアップしていくには違和感が全くなくなってます。
さすがにダブルクラッチでのシフトダウンではややレスポンスの遅さが気になりますが・・・。
エンジンブレーキの効きがNB比でやや悪いような。フライホイールが重いんでしょうか?エンジンの吹け上がりは悪くないんですけどね。
排気音も心地よく聞こえるようにチューンされていて、クローズ状態でもなかなか野太いいい音が聞こえてきます。
6MTはストロークも程よく、コールドスタートからでもスコスコ入ります。
NC1では2速が入らないというのを見かけた気がしますが、そんなことも無くマツダのミッションじゃないようです(^^;
メーターはロードスター伝統の5眼タイプ。
タコメーターとスピードメーターは0が6時方向のタイプ。日本人はこのタイプを好むらしく、他の国の人は8時方向が好みらしい?
後ろからのショットが多いですね。
車はどうも後ろから撮るのが好きみたいです。
走りに関しては、NC1で感じた違和感もすべて取り払われているような印象です。
NBの運転感覚と非常に似てますね。
車幅感覚、ノーズまでの距離感、ペダルレイアウト、ステアリングを切る量や、スロットルを開けるタイミングなど感覚的には同じ印象で
慣れるのに時間が掛かりませんでした。
そう思っててもNBに戻ると、かなり違和感がありましたが・・・違和感はステアリングやペダル操作が、すべてNBの方が重いのが原因だと思います。
一番印象的だったのは足回りのセッティング。
ロードスター純正にしては結構硬めにセッティングされています。
その分ロールはかなり押さえられており、非常にドライブしやすいです。
逆に、細かいギャップも拾うので、走行時の振動はかなり多いです。硬いサスペンションになれてない人からするとしんどいかも。
でもビルシュタインのショックが良い仕事をしてるので、不快な突き上げ感は無く角が丸まった感じで、
車高さえ気にならなければ、足回りを交換する必要もないですね。ストロークも十分そうだし。
うちのNBにはオーリンズPCVを吊るしの状態で入れてますが、それと同じようなサスペンションの硬さの感覚です。
NBのビルシュタインは大きなロールやノーズダイブが酷かったので、あまり良い印象は無いんですがNCビルはイイですねぇ。
NBからまだまだ乗り換えるつもりは全くなかったんですが、乗り換えてもイイかもと初めて思ったクルマかも。
大きく重くなっても、ドライバーズシートに座り走り出すと紛れもなくロードスターですね。
特にNBと感覚が非常に似ているので、NC2はNBからの乗り換え組を意識しているようにも感じます。
ほんとにこのロードスターは、カタログスペックでは分からないことだらけです。
逆に言うと、このクルマに乗り出すとカタログスペックには興味なくなります。
乗ってみないと分からない魅力が沢山。運転が好きなら一度乗ってみることをお勧めです。
適当に思ったことを書いてみましたが
コレを見てロードスターに一人でも興味を持ってくれると嬉しいですね。