このところ、ProRomの管理人さんと
フィギュア撮影用のライトについてブログのコメントでやり取りをしていたところ、
60Wのデスクライトじゃ暗いです~という事だったので
60Wのデスクライトで、どの程度フィギュアの写真が撮れるのかな?ということで少し撮影してみました。
フィギュア撮影を始めようという方の参考にでもなれば。
続きは上の写真をクリックか下のContinue readingからどうぞ。
このサイトを始めるもっと前はデスクライトしか持ってなかったので、デスクライトでいろいろ試行錯誤しながら撮ってたような記憶が・・・
フィギュア撮影を、こういうライトから始める人も多そうです。
フィギュアの向かって右に60W蛍光灯電球のついたデスクライト。
これは普段PCデスクで使っているもの。
ホームセンターとかで2、3000円ほどで売っている、どこにでもあるデスクライトです。
さすがにデスクライト1灯だけでは、ライトと反対側が暗いのでレフ版を使って補います。
レフ板をライトの反対側と下側に置いています。
ただ置くだけではなく、ちゃんと暗い部分を照らすように向きを調整します。
左側の丸いレフ板は市販のレフ板です。レフ版の表面が銀色になっています。
確かカメラ屋さんで1500円ぐらいでした。
別に市販のものを購入しなくても、段ボールなどにアルミホイルを貼り付ければ同じモノが簡単に自作できます。
アルミホイルを使う場合は、一度クシャクシャにしておくといいようです。
下側の白いレフ板は、Kimagureman! Studioさんのレフ板の作り方を真似させて貰ってます。
別にここまでしっかり作らなくても、とりあえずなら白い紙一枚かざすだけでも十分です。
銀と白とでは光の反射量が違うので、いろいろ変えて試してみるといいです。
天井の蛍光灯は付けてます。
本来なら異なる色温度の光源は良くないんですが、今回はそういう細かいところは気にしてません。光量優先で。
背景は面倒だったので用意してません。床と壁です(^ ^;)
あと手元にあったダイソーのPPシートという半透明のプラスチックの板を、撮影時にデスクライトの前にかざしてます。
ディフューザーの代わりですね。
これでデスクライトの光が拡散されて少し柔らかい光になります。
半透明のものなら特に何でもいいです。コンビニのレジ袋をデスクライトに被せたりとか。
いかがでしょうか?自然な感じに撮れたと思います。
もう少し明るいライトの方が、綺麗に撮れるとは思いますが、これでも問題ないレベルです。
カメラ設定は下のような感じです。
Nikon D70 + SIGMA 50mm F2.8 MACRO
絞り優先オート(Aモード)
絞り F11
分割測光 +0.6補正
フラッシュ発光無し
RAW現像
現像時に若干レベル補正とアンシャープマスクを掛けています。
カメラはNikon D70を使ってみました。D300は反則な気がしたのでw
ちょっとノイジーですね。アンシャープマスクを掛けすぎた気もします。
多少暗くても、シャッタースピードを伸ばせば明るく写せますので
ぶれないように三脚でしっかりとカメラを固定します。
さらにシャッターを切るときは、直接ボタンを押すと三脚で固定していても写真がぶれるので
セルフタイマーを利用します。
リモコンやリモートレリーズを持っているならそちらを使うと、セルフタイマーの待ち時間が無く快適に撮影できます。
今回はリモコンを使いました。
また、撮影した写真が暗いと思ったら露出補正を+側へ。明るいなら-側へ。マニュアルモードならシャッタースピードで調整します。
今回は撮影してみて暗かったので露出を+側へ補正しています。
カメラの説明のところはデジイチでの説明ですが、コンデジでも使える部分はあると思います。
ちょっと手間を掛けてセッティングすれば、撮影ブースや高価なライティング機材がなくとも
デスクライトぐらいの光源でそれなりに綺麗な写真になりますね。
思いつきで記事を書いてみたので、つっこみどころはたくさんあると思いますが
フィギュア撮影を始める足がかりにでもなれば嬉しいです。